OpenAIのアルトマンCEO自宅に火炎瓶、警察が容疑者の身柄拘束
OpenAIのCEOを標的とした事件は、AI開発に伴う社会的反発やセキュリティコスト増の懸念を示唆するが、容疑者拘束済みで事業への直接的な支障は限定的である。
OpenAIのサム・アルトマンCEO宅への放火未遂および本社への脅迫事件が発生し、容疑者はすでに拘束されました。AI開発に対する社会的な反発や抗議活動が激化しており、今後IPOを控える同社のセキュリティ管理や、地政学・社会的なリスク管理コストの増大が投資上の注視点となります。
人工知能(AI)開発大手、米OpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の自宅に火炎瓶を投げ込んだとして、サンフランシスコ警察が10日に男1人を拘束した。けが人は出ていない。
OpenAIの広報担当者ジェイミー・ラディス氏は「けさ早く何者かがサム・アルトマン氏の自宅に火炎瓶を投げ込んだほか、サンフランシスコにある本社に対しても脅迫を行った。幸い負傷者はいない」と説明。「容疑者は拘束されており、当社は当局の捜査に協力している」と述べた。
アルトマン氏(40)はサンフランシスコ在住で、OpenAIは同市内に本社を構える。
サンフランシスコ警察によれば、警察官らは現地時間午前4時12分ごろ、火災に関する通報を受けて出動した。現場では「身元不明の男が爆発物を家に投げ込み、外門で火災が起きた」ことが分かったという。容疑者は徒歩で逃走したと警察は説明した。
同5時7分にはOpenAI本社近くで、20歳の男が建物を焼き払うと脅迫しているとの通報を受けて対応したという。
警察は「現場に到着した警察官らは、この男が先の事件の容疑者と同一人物だと認識し、直ちに身柄を拘束した」と発表した。
OpenAIは3月に米国防総省との契約を発表。最近はサンフランシスコのオフィス外で抗議デモが発生していた。AI開発の急速な進展とそれに伴う雇用喪失、環境への悪影響に対する懸念からの抗議活動も起きている。
同社は大型の新規株式公開(IPO)を準備している。
原題:Man Arrested for Throwing Molotov Cocktail at Altman’s Home (1)(抜粋)
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